外国製のフィッシュオイルの不安を少しでも軽減したくありませんか?
僕自身は米国製フィッシュオイルを10年以上継続摂取していますので経験上まったく不安はありませんが、最近はiherbやAmazon、楽天市場などで簡単に外国製のフィッシュオイルを購入することができるようになりましたので、すでに摂取しているものの内心少し不安を感じていらっしゃる方もおられると思います。
この記事ではフィッシュオイルの品質を評価する世界的第三者機関のIFOSのホームページを使ってフィッシュオイルの品質の調べ方をお伝えします。
この記事を読むと外国製(主に米国製フィッシュオイル)の品質を詳しく知ることができるようになります。
魚油は筋トレに効果があると言われ初めてて20年以上が過ぎました。基本は食事で魚を食べることが優先ですが、補いきれない時はサプリメントも選択肢にあるとより効率良く筋トレの効果が出るでしょう。
※後述しますが、IFOSのホームページで検索できるメーカーや商品は数が限られており、すべてのメーカーや商品が検索できるわけではありませんのでご了承ください。
IFOSのホームページは英語表記ですができる限りわかりやすく解説しました。
外国製フィッシュオイルはFIOSのホームページで調べよう!!
フィッシュオイルはIFOSのホームページでフィッシュオイルの品質を調べることができます(主に米国製)
検索できるメーカーは少ないのですが、検索ヒットした場合かなり詳細に検査結果が記載されています。
確認できる検査項目
- ラベル表記通りにEPA、DHAを含んでいるか
- 含有しているEPA、DHAの酸化の程度がIFOSの基準に適合しているか
- PCBなどのダイオキシン類の含有量がIFOSの安全基準以下か
- 水銀、カドミウムなど毒性のある重金属の含有量がIFOSの安全基準以下か
※なお、メーカー名が表記されているにも関わらず、検索できない場合もありますのでご了承ください。
では、具体的な方法をお伝えします。
下にスクロールする
楕円で囲んだ部分をクリックする
![FIOS](https://hinode8888.com/wp-content/uploads/2021/11/633ec4485fec1f51a8e99ce36da7cf48-1024x635.jpg)
赤丸部分の「IFOS Fish Oil」の表示がある時に楕円の赤ワクの右の矢印をクリック。数秒後にその下までスクロールすると検索できるメーカーの一覧がアルファベット順に表示されます
![FIOS③](https://hinode8888.com/wp-content/uploads/2021/11/714c2f70dbc0e7021b1447b6bbce8f04-1024x576.jpg)
検索可能なメーカー一覧が閲覧できます
例えばLife Extension社スーパーオメガ-3という商品を調べる場合、
アルファベット順にメーカー名があるので「Life Extension」を探してクリックすると
が表示されますので「Super Omega-3 EPA/DHA」をクリックする
「-Select-」は使用期限を選ぶ欄なので、お手持ちのフィッシュオイルの使用期限に近いものか、購入したばかりの場合は一番上の最新のものを選択しクリックします。
Iherbなどで購入されている場合は商品の回転が早く消費期限が新しいのでIFOSの検査が追いついておらず-Select-欄にその消費期限が載ってない場合が多いのですが、その場合も最新の消費期限の日付を選択します。
次に左下の「SEE REPORT」をクリックすると、
![IFOS⑥](https://hinode8888.com/wp-content/uploads/2021/11/258ed4431ad6790b0858321c888cfb6a-1024x693.jpg)
使用期限を選択後、左下の
「SEE SERECT」をクリック
![五つ星](https://hinode8888.com/wp-content/uploads/2021/11/f3027b83ef91b2d257e1fcdcccffb298-1024x673.jpg)
この商品の評価が星の数で表記されます
Life Extension社スーパーオメガ-3という商品はIFOSの検査基準で五つ星の評価ということが表記されています。
五つ星の内容についてはこの画面を下にスクロールすると
![IFOSの検査結果](https://hinode8888.com/wp-content/uploads/2021/11/3b347fad78cb93f9cbc50f30a91681cf-1024x666.jpg)
検査結果が表記されています
上から順番に和訳すると
①Omega-3 concentration consistent with label – YES
オメガ-3(EPA、DHAなど)はラベルの量を含有しているか→含有している
②Passes IFOS oxidation standards – YES
IFOSの酸化されていないかどうかの基準に合格しているか→合格
③Passes IFOS PCB, PCDD/F standards – YES
PCBやPCDD/F(ダイオキシン類の一種でポリ塩化ジベンゾ-p-ジオキシンのこと)IFがIFOSの安全基準をクリアしているか→クリアしている
※PCB、PCDD/Fはダイオキシン類という化学物質
④Passes IFOS heavy metal standards – YES
IFOSの重金属含有基準をクリアしているか→クリアしている
⑤Passes all IFOS testing categories – YES
すべてのIFOSテストに合格しているか→合格している
となります。
更に↓にスクロールすると4つの項目について詳細に表記されています
![](https://hinode8888.com/wp-content/uploads/2021/11/2fb000c5d849ae402f196d0c3f08392a-1024x576.jpg)
4つの項目についてより詳しく表記されています
和訳し、解説すると、
Category1:『Potency』→含有されている内容に関しての意味です。
Category2:『Purity, Safety & Cleanliness』→純度、安全性、清潔さの意味ですが、ここではダイオキシン類による汚染の状態を表します。
Category3:『Stability』→「安定」の意味ですが、ここでは商品の酸化の度合いを表します。
Category4:『Heavy Metals』→水銀やカドミウムなどの人体に毒性のある重金属の汚染の度合いを表します。
※ダイオキシン類や重金属は安全基準以下ではありますが、ごく微量含有されています。コストの関係もあり現実的に含有量がゼロにすることはほぼ不可能です。
それぞれの「Category」の横に記載されている英語ですが、ここでは以下の解釈で良いと思います。
「Specification」→ラベルに表記されている内容
「Batch Results」→実際の検査結果
「IFOS Compliance」→IFOSの検査の合否の意味
となります。
以上がフィッシュオイルをIFOSのホームページで調べる方法です。
ただし、僕自身もいくつかのフィッシュオイルをこのIFOSのホームページで調べてみましたが、日本製はサン・クラルテ製薬の商品のみしか記載されてませんし、米国大手のNOW社、Nature made社などのメジャーメーカーもありません。
そして、掲載されているメーカーの全ての商品の検査結果を確認できるわけではありませんでした。
IFOSのホームページでも米国製メーカー全てを網羅しているわけではないことが物足らないように感じます。
ですので、
IFOSのホームページで確認できるフィッシュオイルから選ぶという方法が一番確実
です。
五つ星が確認できたフィッシュオイル(2021.11.28現在)
Life Extension社スーパーオメガ-3
Carlson社エリートEPA
SportsResearch社トリプルストレングスオメガ-3
※これらの会社の全てのフィッシュオイルが五つ星ということではありません。検査によっては今後五つ星が取り消されることもあります。
![](https://hinode8888.com/wp-content/uploads/2021/09/hinode-2-300x300.png)
筋トレやダイエット目的の場合はEPAの含有量が多いCarlson社のエリートEPAがおすすめです。ソフトジェル1個でEPAを1,000 mg摂取可能ですので、非常に効率よくEPAを摂取できます。もちろんIFOS五つ星を獲得しています。
おすすめフィッシュオイル!
まとめ
![NOW ウルトラオメガ-3](https://hinode8888.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_6493.jpg)
上記以外でおすすめのアメリカ製NOW社のウルトラオメガ-3
僕自身10年以上米国製のフィッシュオイルを摂取していますし、逆に日本製の方がコストや品質について疑問があると考えています。この記事が既に外国製フィッシュオイルを摂取していたり、これから購入を考えておられる読者様の抵抗感や不安感を少しでも解消し、お役に立てれば嬉しく思います。