ネット広告でよく見かける高タンパク食品のベースフードが気になったことはありませんか?
以前から僕は「高タンパクで手軽、かつお安くて美味しく、間食や食事に代わるようなものはないかな?」と、いくつもの会社のプロテインバーを試してきましたが納得して継続購入できるものはありませんでした。
そこで最近ネット、雑誌、新聞などあらゆるメデイアでベースフードの広告を見かけるようになり定期購入してみました。


「完全な主食」「からだに必要なもの、全部入り」のキャッチコピーが気に入り、ベースフードブレッドを10ヶ月ほど間食や1回分の食事として継続してきました。

2022年8月現在よく売れてますが、
ポイント
- 筋トレや健康にプラス効果はあるのか
- 実際に間食や食事の代用になるのか
- 美味しいのか
- コスパは良いのか
- 入手しやすいのか
- どこが一番お安いのか
今回は筋トレーニーが気になる視点でレビューしてみました。
この記事を読むと筋トレーニーにとってのベースフードのパンのメリット、デメリット、改善してほしいところなどがわかります。
ベースフードを上手に食べて筋トレやダイエットに活かしていただければと思っています。
目次
ベースフードとは筋トレーニーの間で注目を集めている完全食
ベースフードブレッドとは、ベースフード株式会社が販売している「完全な主食」、「からだに必要なもの、全部入り」のキャッチコピーのパンのこと。
タンパク質を多く含み他の栄養素も豊富で、ここ数年筋トレーニーの間でも注目が集まっている食品です。
販売元 | ベースフード株式会社 |
公式サイト | ベースフードの公式サイト |
概要 | 「完全な主食」「からだに必要なもの、全部入り」のキャッチコピーのパンの形をした完全食であり主食 |
種類 | チョコ、プレーン、メープル、シナモン、カレーの5つの種類の味が現時点で販売されています
|
筋トレーニー目線でベースブレッドの感想をお伝えします

いろんな食べ方ができるプレーンタイプ
筋トレーニーの間食、主食としてとらえた場合のベースフードのパンの感想をお伝えします。
結論として、僕は筋トレーニーにとってベースフードのパンは間食、主食としては大変優れており満足のいく商品です。
しかし、筋トレ愛好家として気になるところもありましたので、その部分についても書いてみたいと思います。

ベースフードのメリット
ベースフードのメリットは、コストパフォーマンスに優れていて、手軽に食べれてかつ栄養バランスが良いという点です。
具体的に言うと下記のとおりです。
ベースフードのメリット
- 手軽に食べれて高タンパクで栄養バランスが良い。低炭水化物、低ナトリウム。
- 普通に美味しい。甘さが抑えられていて食べやすい
- 公式サイト価格なら(190円前後)なら普通のパン食に比べて納得の価格
- 小腹がすいた時、朝食などには最適
- サブスク形式だが簡単に解約できる

特に強調したいのが、一般的な日本人が摂り過ぎている炭水化物とナトリウムは少なめになっている点です。
下記の表のオレンジ色の棒グラフがベースフードのパンの栄養バランスです。炭水化物とナトリウムが抑えられていることがわかります。

ベースフードのパンは栄養バランスに優れている
ベースフードのデメリット
ベースフードのデメリットについてお伝えしてみたいとおもいます。
ベースフードのデメリット
- 賞味期限が短め(Amazon、楽天などで約14日、公式サイトで約40日)
- 普通のパンに比べると少し割高
- 1袋約260kcalあるので低カロリーではない(プレーンのみ205kcal)
- ベースフード株式会社のいう「1食分」とはベースフードパン2袋を食べることなのでわかりずらい
- 継続すると飽きが来る可能性あり
- タンパク質が全て植物性のため筋トレニーには効率が悪い
筋トレ愛好家として、一般消費者として気になったこと
ベースフードのパンを購入した筋トレ愛好家として、一人の消費者として気になることが3つあります。
①タンパク質が植物性であること
ベースフードのパンには1食分(2袋)で27gのタンパク質が含まれています。
厚生労働省が推奨する成人のタンパク質摂取量は男性が60g、女性が50gとなっていますので、推奨量はクリアしていますが、タンパク質は小麦タンパクと大豆タンパクで、すべて植物性であることが気になりました。
筋トレ愛好家としては、タンパク質の「質」としては動物性のタンパク質の方が優れていることは周知の事実ですので、今後の改善を期待したいと思っています。

②すべてのベースフードのパンは2袋で1食分(1日の1/3の栄養を摂取できる)
僕自身も当初は勘違いしていたのですが、2袋を食べて1日の1/3の栄養が摂取できるのです。間違いやすいのでベースフードの会社はその点をしっかりと知らせるべきだです。

これを2袋食べて(1袋2つ入りで合計4つのメープル味のパン)、1日の1/3の栄養が摂取できる
③公式サイトから定期購入した場合、送料が毎回500円かかってしまう
公式サイトでも送料に関して、
ポイント
質問 「送料はいくらですか?」
回答 「継続コース」「1回のみお届け」ともに全国一律500円となっております。
僕には業界の裏側はよくわかりませんが、ベースフードさんは基本的にD2C(Direct to Consumerの略で直訳すると「消費者に直接」となり、意味としてはメーカーが直接お客様と取引するという言葉)という販売形態を取っていますので、公式サイトからの購入は卸業者と販売店を経由しないので(コンビニ、ドラッグストアでの販売経路はD2Cではありません)収益が大きいと思っています。
まだまだ会社が成長途中なので収益がまだあまり上がってないのかもしれませんが、Amazonや楽天、Yahoo!で送料無料に慣れてしまっている消費者としては、今後は企業努力でこの毎回500円の配送料を無くしていただきたいと思います。
使ってみて感じたことは「目的がある人向け」ということ
ベースフードのパンを日常的に使ってみて感じたことは「目的がある人が使えば、コスパの良い食品」ということです。
もちろん、目的などなくても手軽で普通に美味しいので、日常で食べていただいても何の問題もありませんが、目的意識があって購入する方がベースフードのパンの本来の商品価値を生かすことができますし、コスパもよくなります。
タンパク源としての認識ではなく、あくまで理想に近い間食や主食という位置付けが大切

タンパク源を求めるなら鶏むね肉やプロテインがより優れている
タンパク源としてベースフードのパンをとらえると、当然ながらタンパク質の含有量や含まれる質を考えてみても満足は得られません。タンパク源を求めるのなら鶏むね肉やプロテインの方が優れています。ですので、ベースフードのパンはあくまで間食や主食としては最も理想に近い食品ととらえていただくのが良いと思います。
もう一つ注意することがあります。
ベースフードのパン、特にチョコなどは普通の菓子パンと比べても美味しいので食べ過ぎに注意する必要があります。高タンパクで完全食だからといって、食べすぎると逆効果です。くれぐれも間食または主食の代用品として摂取してくださいね。


炭水化物も少なくなく、プレーンだと1袋炭水化物23.9g、チョコだと29.3g含まれています。
特に初めのうちは珍しいし、美味しいので食べ過ぎに注意してください。完全食と言っても食べ過ぎたらせっかくのバランスの優れた食品のメリットを活かせません。
購入するなら公式サイトが最も安心でお得
購入するなら公式サイトが最もお得で安心です。
初回の購入は全商品通常価格より20%OFF、2回目以降は10%OFF
価格は定期購入するなら公式サイトが最もお安く購入できます。初回の購入は全商品通常価格より20%OFF、2回目以降は10%OFFで、配送日も変更可能です。
ベースフード公式サイト
僕も実際のところ、初回分がなくなり、コンビニで買ったりしてたのですが、価格差が大きいので、送ってもらう日を前倒しにしたことがあります。逆に必要ない時は発送をスキップすることも可能です。
公式サイトからの注文が賞味期限が最も長い
公式サイトをおすすめする理由の一つに賞味期限が最も長いということがあります。
ベースフードホームページのヘルプセンターには以下の記載があります。
『BASE BREAD®の賞味期限は、ご注文日から約1ヶ月前後です。途中省略Amazonや楽天市場などのモールでは賞味期限は1、2週間程度と、公式オンラインショップ経由での購入より短い場合がございます。』
ベースフードのパンは流通の経路や商品の回転により、賞味期限が違います。僕は商品がAmazonや楽天などの配送センターに送られ、そこで在庫することにより賞味期限が短縮されると推測しています。

僕はすべて公式オンラインショップから購入してますが、注文日は1月31日でしたが、届けられた箱の日付は2022年2月2日(発送まで3日ほどかかる)でその中に入っていたパンの賞味期限は3月14日でしたので、賞味期限まで1ヶ月以上あることになります。

注文したのが1月31日ですので発送まで3日ほどかかります

賞味期限が2022年3月13日になります
定期購入の解約も簡単
定期購入の解約も簡単で、ベースフードの解約はマイページから解約することができます。
ポイント
なお、電話での解約は行ってなおらず、ネットでのやりとりだけになります。
ベースフードを利用し始めた経緯
ここからは、参考までにひのでがベースフードを利用し始めたきっかけもご紹介します。

筋トレライフの間食にピッタリなものはないか探していました

いつもはカロリーメイトやプロテインおにぎりですが、他にないかな?
僕は以前から筋トレライフにピッタリで手軽な食品はないかずっと探し続けていました。
僕の場合、基本的には1日に2食で朝食を抜くことが多く、その時にさっと食べれて勤務中でも昼食が遅くなってしまった時に休憩室で手早く済ませることができるもの、夕方になって小腹がすいた時にある程度の満足感が得られるものを欲してました。
そして、もう1つこだわり続けたことは「高タンパク」であること。
ならば、プロテインを飲めばいいというご意見もあるとは思います。後述しますが、過去にドリンクタイプの食品では満足を得られなかった経験がありますので、ドリンクの形の食品は初めから除外していました。
こんな思いで、高タンパクで手軽、かつお安くて美味しく、間食や食事に代わるようなものを探してました。

ベースフードパンを購入した理由は求める条件を最も満たしてたから

やはり高タンパクだけは譲れない!
ベースフードのパンを購入し継続してるのは僕が求める条件を全てクリアしていたからです。
完全栄養の主食 BASE FOOD スタートセット
今までは、プロテインバー、カロリーメイト、玄米おにぎりなどを食べてましたが、高タンパクで他の栄養成分が充実している、手軽に食べれる、美味しい、コスパがいいなどを全て満たすものはなかなかありませんでした。
僕が求める条件をまとめると
ポイント
- タンパク質の含有量が多い
- 手間なく食べられる
- 炭水化物はできるだけ少なくて繊維が多い
- 価格が手頃
- 美味しい
これらの条件をベースフードのパンは全て満たしてました。特にこだわったのがタンパク質の含有量と費用対効果です。
ベースフードのパンには一袋あたりにどの味にも13.5gのタンパク質が含まれています。

僕が今まで間食にしていた食品の一食あたりのタンパク質含有量とおよその価格を表にまとめてベースフードのパンと比較してみました。
ベースフードパン
(1袋) |
プロテインバー(1本) | カロリーメイト(1箱) | 玄米おにぎり
(1個) [注釈2] |
|
一食あたり[注釈1]のタンパク質含有量 | 13.5g | 10g〜20g | 8g | 約3g |
一食あたりの価格 | 200円前後 | 200円前後 | 200円前後 | 100円前後 |
[注釈1]ここでいう「一食」とはほぼ小腹を満たす量のことで、一回の食事ではありません
[注釈2]玄米おにぎりの価格はコンビニの塩おにぎりに準じました。タンパク質含有量は白米の塩おにぎりの1.12倍としました(玄米は白米の1.12倍の蛋白含有率)[注釈3]さつまいものタンパク質含有量は100gあたり1.2gなので概算で約2gとしました。
表で見比べるとベースフードのパンのタンパク質含有量の多さがわかりますが、もう一つだけ求めるものが
「食べてる感」つまり、満足感があるかどうかです。
例えば、日本ではあまり広まってませんが「ミールリプレイスメント」というサプリメントがあります。
数十年前にアメリカで生まれ、今も販売はされていますが、日本ではあまり広まった印象はありません。このミールリプレイスメントはプロテインパウダーとほぼ同じ性状(せいじょう ものの形や見た目のこと)で食事の代用品というものです。タンパク質の含有量はプロテインパウダーよりも落ちますが、その他の栄養がバランスよく配合されていて、炭水化物が多めで水に溶かすと甘くて美味しいドリンクタイプの食品です。
僕はかなり前ですが一時期ミールリプレイスメントを食事の代用として1日1回ほど使った経験があります。
しかし、結局ドリンクタイプでは間食や食事の代用として継続することはありませんでした。
その理由は
理由
- パウダーは水に溶いて液状なので咀嚼せずに飲むことになり、満足感がなかったから
僕を含め多くの方は長い間、ご飯やパン食の食事形態で生活してきてますので、その生活形態が心身に深く刻まれていて、パウダーやバーを食事の代わりにすることはストレスとなってしまい、継続できませんでした。

その点ベースフードのパンは「食べてる感」がしっかりある上、味にバリエーションがあるので3ヶ月間飽きずに継続しているのです。その上チョコ、メープル、シナモン味は甘さもかなり抑えてあり、これも飽きが来ない理由の一つだと感じています。
※カレー味に関しては、僕個人の好き嫌いなのですがパンがボソボソしていて美味しくありませんでした

飽きが来ないベースフードのパン
ただし、ベースフードにはパン以外にもクッキーがあり、初回は試しにクッキーを購入しましたが、クッキー自体があまり好きでない僕には合わず、次の回からパンのみの購入に変更しました。
パスタに関しては「手軽に」という条件にはあってませんので今回は除外しました。
チョコレート味がおいしくリニューアルされました
2022年の11月からチョコレート味が更においしくリニューアルされました。元々はチョコレート味が最も美味しかったのですが、12月頃から「なんか、美味しくなってるかな?」と思ってたら、やはりリニューアルされてました。ベースフードのパンはどれも美味しいのですが、おすすめは1番人気のチョコ味です。菓子パンと同じ美味しさです。
ぜひ、一度お試しください。
まとめ
筋トレーニーにとってベースフードのパンは間食、主食としては大変優れており満足のいく商品です。
疑問点をまとめると
- 筋トレや健康にプラス効果はあるのか
2袋に1日に摂取すべき栄養の1/3が含まれるので筋トレ愛好家もそうでない方にもプラスになる。
ただし、高タンパク(2袋で27g)ではあるが、含まれるタンパク質は植物性の小麦タンパクや大豆タンパク。

- 実際に間食や食事の代用になるのか
間食としては1袋で満足度は高い。時間がない場合の食事代替品としては他の商品よりも優れている。
※ベースフード社は1食分(1日3回食事のうちの1回分)は2袋と定義づけている
- 美味しいのか
おおむね普通に美味しいとの評価が多いが、どれが美味しいと感じるかはその人による。僕の場合、チョコ→シナモン、メープル、プレーン→→→カレーの順番。
- コスパは良いのか
コンビニ、ドラッグストア(250円前後)で購入するのはコスパは良くないが、定期購入の価格(190円前後)なら良い。実店舗で購入する1袋約260円は、少し高いように感じる。理由は1食分2袋で約520円(コンビニ等の価格)は満足感を含めると、完全栄養であったとしても割高。
- 入手しやすいのか
amazon、楽天、コンビニ、ドラッグストアで購入できるが、今現在のところ店舗により扱いがあるかが異なるので、買おうと思ってコンビニに入ってもない場合がある。まだまだカロリーメイトのようにどこでも買えるという状況ではありません。確実に購入するには公式サイトからの購入が確実で最もコスパが良い。
※賞味期限は公式サイトだと40日ですが、Amazon、楽天などでは14日前後と短くなりますのでご注意ください。価格も1袋当たり50円〜60円くらい高くなります。
- どこが一番お安いのか
最もお安い価格は公式サイトです。
・初回は20%オフで次から10%オフ
・解約はいつでも可能(初めの1回だけの注文でもOK)
・解約金などはなし
・お届け日や注文内容は自由に変えられる
ベースフード公式サイトはこちら
継続する場合は公式サイト一択、気が向いた時だけならコンビニやドラッグストアで十分だと思います。
筋トレ愛好家にとって小腹がすいたらプロテインもいいと思いますが、やはり何か物足らない感じがする方、プロテインバーではいまいち満足できない方、筋トレしてなくても栄養バランスにこだわりがある方などにもベースフードのパンはおすすめです。今回は筋トレ愛好家にはベースフードのパンは役立つかどうかを僕の視点を交えて書かせていただきましたが、
「そこそこお安い価格で比較的高タンパクかつバランスの良い食事を手間暇かけずに簡単に食べれることでは現状でNo.1」ということになります。
これがベースフードのパンの魅力です。
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