あなたはフィッシュオイルを選ぶときには何を基準にしていますか?
ネットでは多くのメーカーがフィッシュオイルを販売していますが、まさに玉石混交の状態です。
前回の記事でおすすめしたフィッシュオイルは僕自身が数年以上あれこれメーカーさんを変えながらも継続服用してきたメーカーのフィッシュオイルですが、
今回、あなた自身があなた自身のためにフィッシュオイルを選ぶときに重要なポイントをお伝えしたいと思い、この記事を書くことにしました。
具体的に言いますと
フィッシュオイルを選ぶ時のポイント
- ラベルに表記されているEPA、DHAの含有量はどれくらいか
- PCBなどダイオキシン類や重金属が含有されてないか
- EPA、DHAの酸化の度合いが基準以下か
- カプセルの大きさがあなたに合っているか
以上の4点です。
この記事を読むと、あなた自身があなたに最も合ったフィッシュオイルを選ぶことができます。
ご自身に一番合ったフィッシュオイルを摂取して筋トレ、ダイエットに活かしていただければと思っています。
目次
フィッシュオイル選び 4つの基本的基準
フィッシュオイルを選ぶ時には以下の4つの基準を指針とすればあなたは安心・安全なフィッシュオイルが選べます。
①ラベル表記されているEPA、DHAの含有量はあなたにとって適正か?
ラベルに表記されているEPA、DHAの含有量はどれくらいなのかを確認することは非常に重要なことです。
僕自身、フィッシュオイルを購入するときはまずそこから確認します。
例えば一番左の上下に金色の線があるフィッシュオイルには
メーカー推奨の1日量1softgel(1カプセル)中にEPA480mg、DHA320mgを含有しています。
真ん中の青いボトルのフィッシュオイルには1日量の4softgel(4カプセル)中にEPA700mg、DHA500mgを含有しています。
日本のEPA・DHA協議会のホームページによると
「n-3系脂肪酸は成人男性の場合2.0g~2.4g、成人女性で1.6g~2.0gの摂取が推奨されています。
DHAやEPAは、必要な栄養素であるため、一度に大量に摂取するよりも、毎日こまめに1gを目標に摂取することをお勧めします」
との記載がありますので
ざっくりとですが、EPA、DHAが最低でも1日摂取量でそれぞれ300mg前後以上含有しないと摂取するメリットがないように思います。
なお、EPA、DHAがラベル通り含有されているかどうかを個人が実際にサンプリングして調べるには相当な費用がかかるために現実的ではありません。
ほとんどの国産フィッシュオイルに関しては、
メーカー表記のラベルや日本水産油脂協会などの業界団体の情報を信じるしかないのが現状です。
それを前提とした上で、あなたが求めるEPA、DHAの量を含有しているか、それぞれの配合比率があなたの摂取目的にとって適正であるかを判断することが現実的です。
※米国製のフィッシュオイルはIFOSという第三者機関のホームページで調べる方法があり、別記事にてお知らせします。
②PCBなどのダイオキシン類や重金属が含有されてないか
PCBなどのダイオキシン類や重金属が含有されてないことは絶対条件です。
フィッシュオイルは魚から抽出される脂ですのでサプリメントの原料として化学的に合成することはありません。
ただ、天然由来であるが故により上記の厳しい商品管理が必要であるところが他のサプリメントとは大きく違うところです。
フィッシュオイルは魚類から作るサプリメントですので、特に汚染物質や重金属の含有量はしっかりとチェックされなければなりませんが、日本製も米国製(他の国は不明です)も健康に直接関わる汚染物質や重金属の検査体制は間違いないでしょう。
フィッシュオイルの汚染については、
一般財団法人日本水産油脂協会内のEPA・DHA協議会のホームページによると、日本製のフィッシュオイルの場合、
「現在の日本で市販されている魚油サプリメント等から水銀が検出されたことはありません。
通常サプリメントに使用されている魚油は、高度な精製過程を経て臭いなどと共に水銀が除去されているため、安全と考えられます。通常サプリメントに使用されている魚油は、高度な精製過程を経て臭いなどと共に水銀が除去されているため、安全と考えられます。」との記載があります。
米国製のサプリメントについてはより厳しい、
第三者機関によって監査された現行適正製造基準(cGMP)登録(認定)施設で製造されており、
さらにIFOS(国際フィッシュオイル協会。世界で最も厳しい基準でフィッシュオイルを検査する第三者機関)で五つ星を獲得していれば、最高級で安全なフィッシュオイルであることの証となります。
上の写真のように米国製のフィッシュオイルにはしっかりとダイオキシン類や重金属は含んでないと記載されています。
③EPA、DHAの酸化の度合いが基準以下かどうか
EPA、DHAの酸化の度合いについては、調べたところ現状では第三者機関のIFOSホームページの検査結果を検索して調べることのみが可能ですが、米国製のすべてのメーカーを網羅しているわけではなく、日本製に至っては1社のみの記載がされています。
調べ方は別記事でお知らせしますので参考にしていただければと思います。
④カプセルの大きさがあなたに合っているかどうか
カプセルの大きさがあなたに合っているかどうか、特に米国製の大きなカプセルが飲み込めるかどうかは摂取する上で重要な要素になってきます。
日本製のフィッシュオイルは私の知る範囲では、全て写真のような小さなサイズですが
米国製は多くが下の写真のサイズです
初めて米国製のフィッシュオイルやビタミンを見た方の多くがその大きさに驚かれると思います。
今まで20年以上米国からサプリメントを取り寄せて摂取してきた経験から、米国製のサプリメントは全てにおいてサイズが大きいので、カプセルや錠剤も日本の基準からすれば特大サイズになります。
大きなカプセルが苦手な方は写真を参考にしていただき、購入する時には十分にご注意ください。
まとめ
今回の記事はフィッシュオイルを選ぶときのポイントをお伝えしました。
フィッシュオイルに含まれるEPA、DHAは必須脂肪酸と呼ばれる人間には必ず必要な脂肪の一種です。
日常の食生活ではどうしても不足になりやすく、魚を食べる機会も近年減少傾向にありますので、それをフィッシュオイルで補うことでより筋トレやダイエットに役立つと思います。
僕自身もフィッシュオイルを摂取してそろそろ10年以上過ぎています。
全てカプセルが特大の米国製ですが、これからも摂取を継続するつもりです。
この記事を読んでくださった方がフィッシュオイルを選択するときのお役に立てれば嬉しく思います。