毎日の靴の脱ぎ履きって面倒ですし時間がもったいないですよね。
時間だけでなくイチイチ靴を手で固定したりして本当に面倒です。
なんとかしたいと思ったことはありませんか?
その面倒をなくし、時間効率を爆上げする靴があります。
ジャングルモック2.0!!
脱ぎ履きが楽だけでなく、疲れにくい、滑らないなど靴として非常に優れています。
さらにジムでもそのまま筋トレに使える性能。
この記事を読むと以下の靴の悩みが解決します。
ポイント
・とにかく履いてて楽な靴が欲しい
・脱ぎ履きがめんどうで時間を短縮したい
・滑らず耐久性のある靴が欲しい
・筋トレにもそのまま使える靴が欲しい
・ジャングルモックのサイズ感を知りたい
僕はこの4年間、ジム、仕事、プライベートな時間はほぼこのジャングルモック2.0だけで過ごしています。
メレル社のジャングルモックシリーズは直近20年の世界累計販売数1700万足の実績がある靴です。
この記事ではその中でも特に高性能なジャングルモック2.0をご紹介します。この靴の凄さを知り、使い始めたら手放せなくなりますよ!!
※通常のジャングルモックもありますが、ここではその進化形のジャングルモック2.0に焦点を当ててご紹介します
目次
驚異的な靴! ジャングルモック2.0とは?
驚異的な靴ジャングルモック2.0。
アメリカ人の靴職人のメレルの名前を冠して1981年に立ち上げたブランド「MERRELL®」社。そのMERRELL®社の代表的な商品がジャングルモックシリーズです。
『メレルブランドの象徴とも言える「ジャングルモック」。「オフィスからトレイルまで」とアウトドアフィールドにおけるパフォーマンス性の高さを日常の“実用性”に結び付けた』(一部割愛「MERRELL®」HPより)
ジャングルモックはスリップオン(靴紐のない靴)タイプの世界的なブランドです。
とにかく脱ぎ履きが楽でしかも快適。
おすすめは圧倒的にジャングルモック2.0!
おすすめは圧倒的にジャングルモック2.0ですが、
ジャングルモックにはいくつもの種類があります。
この写真はオリジナルのジャングルモック。僕も一足持っていますが、これもなかなかの優れもので履き心地も良いし、着脱が楽で良い靴であることは間違いありません。
でも、このジャングルモックをさらに進化させたのがジャングルモック2.0。
写真は僕が使っているジャングルモック2.0です。
最も進化し目立つ部分がマークアップ(印をつけた)したところです。
タブがなくなり、その代わりに着脱しやすいように工夫が凝らしてあります。
この進化のおかげで、脱着がさらに楽になりました。
ジャングルモックでは、まれに踵のタブを引かないと履けないことがありますが
ジャングルモック2.0はそれが全くありません。
両手が塞がってても足だけで脱着できるし、履いた後につま先を「トントン」する必要もなし。
「スポ!」これで完了です。しかも、簡単に抜けることもなく、いろんな靴を履いてきましたが、こういう経験は今までにありませんでした。
靴の着脱で悩んでいた(仕事で何回も靴を着脱しなければならないので)僕にとっては革命的な靴だったのです。
3年間使っているひのでがジャングルモック徹底レビュー!!
僕はこの4年間、靴はジャングルモック2.0以外ほとんど履いてません。
それぐらい楽で汎用性が高いの靴がジャングルモック2.0。
4年以上毎日使用し続けている僕がその経験のすべてをお伝えします。
①【着脱時間わずか4秒!】 着脱時間を比較検証してみた
ジャングルモック2.0は時間短縮に貢献してくれます。
革靴、スニーカー、ジャングルモック2.0でどれくらいの着脱時間に差があるのか、実際に、靴を履き終わるまでの時間を測定してみました。
革靴 約20秒(靴べらを使用)
スニーカー 約12秒
ジャングルモック2.0 約4秒
ポイントがいくつかあります。
ポイント
・ジャングルモック2.0以外は靴を手を使って着脱する必要がある
・前かがみに姿勢を変えなければならない
・手に鞄などの荷物があると一旦それを置かなければならないので、もっと時間差がでる
つまり、荷物があると、さらに差がつくという結果になりました。
ちょっとしたコツがありますが、動画のようにジャングルモック2.0は手を使わずに短時間で脱ぎ履きが可能です。
そのコツですが
- ジャングルモック2.0を履いたまま踵を付けて右足の踵だけを上げる
- その右足の踵で左のジャングルモック2.0の踵を軽く踏む
- 左足から脱ぐ
- 右足を脱ぐ
以上です。
ごく簡単なコツですのでどなたにでもすぐにできます。
普段は踵を踏まずに履きながら、脱ぐときは両手は使う必要なしで荷物を持ったまま靴が脱着できるジャングルモック2.0。
ストレスが減るだけでなく、靴の脱ぎ履き1回で約30秒節約できるので、1日2回の脱ぎ履きがあった場合、1年で約6時間もの時間を節約できる計算になります。
②【雨でも滑らない!】ビブラム社製ソールの凄さ!!
ビブラム社のソール(靴底)は本当に凄い!!
一般的に靴のメーカーは、アッパーとソール(靴底)の両方を開発製造しますが、ビブラム社のソールだけは別物と捉えている靴メーカーが多いのです。
ビムラム社は1937年にタイヤメーカーとして有名なピレリの協力を得て創業されたイタリアの会社で、靴のソールだけを徹底的に研究し、耐久性、機能性で世界中に信頼を得ている世界No1の靴底専門メーカー。
ワークブーツ、登山靴、スニーカーなど、靴のメーカーにソールのみを供給し、ビブラム社のソールを搭載(敢えて「とうさい」と書かせていただきます)しているだけでその靴の価値が数段上がるほどブランド力のあるソールです。
オリジナルのジャングルモックのソールはビブラム社のソールではなく、雨の日などは滑りやすいという弱点がありましたが、ジャングルモック2.0からビブラム社のソールが採用されました。
ビブラム社のソールを搭載したジャングルモック2.0は、まさに鬼に金棒ということになります。
ビブラム社製品(ソール)の特長
・実際に登山などに使ってテストを繰り返し、パスしたものだけがビブラム社のソールとして世に出る徹底した品質検証主義
・ビブラム社のソールは本当に滑らない
普通のジャングルモックに装着しているメレル社のソールとジャングルモック2.0のビブラム社のソールでは実際のところ、かなりの差があります。
雨の日は特に強く感じ、これは実際に使っている僕の実感です。
雨の日のマンホールの上での検証動画です。
一度だけの苔むした岩の上で滑ったことがありますが、あの状況で滑らないのは金属製のスパイクを装備した靴しかありません。
ビブラム社のソールはそれほど優秀なソールなのです。
・素晴らしい耐久性(後程詳しく)
写真の僕のジャングルモック2.0は3足を日替わりで継続して履き続けているものです。アッパーはスエードのピッグスキンなので、雨にも強く、耐久性があります。
セメント方式という接着製法で作られていますが、剥がれてきそうな気配も今の所、まったく有りません。
アッパーもソールも驚きの耐久性です。
③【疲れにくい!】クッション性の良さはエアークッションのおかげ
疲れにくく、クッション性の良さはエアークッションを標準装備しているから。土踏まずの部分が少し盛り上がっていて、絶妙にうまくサポートしてくれ、足が疲れにくい構造になっています。
足を入れた途端になんか、気持ちいいんです。
それは、
「足裏全体を快適にするエアーライドシステム+ウェーブ状のエアークッションが踵部の衝撃を吸収します。二重のインソールでエアーをより多く含める構造に仕上がっています。」(paypayモールのエアークッション説明文より)
ソールとアッパーの間に二重にインソールが入っていてその中に空気が入り、クッションになっているからです。
これが疲れを緩和してくれる秘密です。
④【踵の耐久性が凄い!】2年間履き続けたジャングルモック2.0です
靴で一番傷みやすいのは、踵の部分です。必ずすり減ってきます。
下の写真は2年間履いたビブラム社のソールです。
若干すり減ってますが、他のメーカーの靴底に比べて、比較にならないほどの耐久性があります。
特に踵がほとんどすり減ってません。
これは驚異的です。
僕は革靴も好きで、何足も持っていますが、いつも踵のすり減りが激しく困っていますが、ジャングルモック2.0は2年履いてもこの通り。
踵部分を同じく2年履いた革靴とジャングルモック2.0のヒールのすり減り具合を比較してみました。
形状による分かりにくさを差し引いても、ビブラム社のソールの凄さを体感しています。
⑤【汎用性が高い!】タウンユースはもちろんスニーカーの代わりにも!
ジャングルモック2.0にしてからスニーカーを使うことがなくなりました。
クッション性の良さと足首、踵のホールド感が良いので、靴紐で縛る必要を感じません。
そして、僕の場合薬局で勤務していますので、高いところの薬を椅子に乗って取らなければならない時がありますが、その時もジャングルモック2.0なら「スッ」と脱げて、「スポッ」と履けるジャングルモック2.0が活躍してくれています。
普段履き、ジム、仕事場の全てにおいて高次元で対応できるジャングルモック2.0。
僕は筋トレの時もそのまジャングルモック2.0を履いたままトレーニングしています。
※バーベルスクワットなど足に高重量の負荷をかけるエクササイズにはあまり向きません。僕の場合100kgまでくらいなら問題なく使えますが、それ以上の場合はクッションが少しぐらつくので足首をしっかりとホールドするような靴のほうが良いと思います。
以上のように本当に素晴らしいジャングルモック2.0ですが、この靴にも弱点があります。
次の項ではその弱点を包み隠さずにお伝えします。
ジャングルモック2.0のデメリットは?
足に馴染むまで時間がかかる
僕が感じたジャングルモック2.0の最大のデメリットがこの『足に馴染むまで時間がかかる』でした。
ジャングルモック2.0は靴幅が2Eですので平均的な日本人の足幅には少し狭めです。購入したばかりの時は正直、足の小指が痛むことが頻繁にありましたので、シューズ・ストレッチャーを入れて矯正してみることにしました。
購入後は毎日履きながら、帰宅後はしばらく(2週間〜3週間くらい)ずっと強めに開いたシューズ・ストレッチャーを入れっぱなしにしてました。
『熟成期間』が終了したら、かなり履きやすくなっていましたが、それでもたまに痛むことがあったので、さらにシューズ・ストレッチャー矯正を継続しました。
ちなみに僕がその時に使ったシューズ・ストレッチャーをご紹介しておきます。
価格は13500円〜15000円と高め
ジャングルモック2.0の価格は13500円〜15000円ですので、正直少々高めになっています。
同じようなスリッポンでも、他社の場合、5000円前後で販売されています。
僕は本来日本メーカー製にこだわりがありますので、ジャングルモック2.0よりも先に国産のムーンスターのスリッポンを購入して使って見ましたが、残念ながら性能は遠く及びませんでした。
価格はお安いのですが全てが違いました。
その時に思ったことが、「ジャングルモック2.0は同じスリップオンタイプの靴でも、次元が違う、、、」それ以来、仕事、プライベート、ジム、全てジャングルモック2.0だけです。
サイズ感はワイズ(幅)が狭い目で踵のホールド感が少し弱い点
ジャングルモック2.0のサイズ感の特徴は2つあります。
ジャングルモック2.0のサイズ感
・2Eなので小指から親指までの幅(ワイズ)が狭い
・脱着をしやすくするため、かかとのホールド感が少し弱め
万人にぴったりの靴を作ることは実質的に不可能です。
かかとのホールド感は特になりませんが(ただし、人によると思います)
特に2Eは平均的な日本人には少し辛い可能性がありますが、
対処法は後述します。
注意!合わないサイズの靴を履き続けると、、
ジャングルモックだけでなく、合わないサイズの靴を履き続けると足の痛みだけでなく、うおのめの原因のひとつにもなります。
ジャングルモック2.0は素晴らしい靴ですが、痛みが続いたり、うおの目になってしまっては本末転倒です。
サイズ選び、特にワイズ(足幅 親指の付け根から小指の付け根までの幅)が広い方、普段から4E以上のワイズの靴を履いている方にはジャングルモック2.0はおすすめしません。
ジャングルモック2.0を購入するときのサイズをどうするか
次に、ジャングルモック2.0を購入するときのサイズをどうするかについてご説明します。
ジャングルモックは靴幅が2Eですので、平均的な日本人の足には少し狭めだと思います。購入したばかりの時は正直、足の小指が痛むことが頻繁にありました。
ジャングルモックのサイズ表は下記の通りです。
ジャングルモック(MERRELLメレル)のサイズ表
ブランドサイズ | 日本サイズ (cm) |
アメリカサイズ | イギリスサイズ | ヨーロッパサイズ |
---|---|---|---|---|
7 | 25 | 7 | 6.5 | 40 |
7.5 | 25.5 | 7.5 | 7 | 41 |
8 | 26 | 8 | 7.5 | 41.5 |
8.5 | 26.5 | 8.5 | 8 | 42 |
9 | 27 | 9 | 8.5 | 43 |
9.5 | 27.5 | 9.5 | 9 | 43.5 |
10 | 28 | 10 | 9.5 | 44 |
11 | 29 | 11 | 10.5 | 45 |
12 | 30 | 12 | 11.5 | 46.5 |
ただし、同じサイズのジャングルモック2.0でも個体差があるので、サイズ選びはあくまでご参考でお願いします。
僕は革靴、スニーカーとも25センチです。
ジャングルモック2.0も同じく25センチにする方針でしたが、念の為、25センチ(ブランドサイズ7)と25.5センチ(ブランドサイズ7.5)の2つを所有して履き比べてみました。
ちなみに私の足のサイズは実測で以下の通りです(裸足の状態)
- 足長 右25.3cm / 左25.5cm
- 足囲 右23.5cm / 左23.5cm
結果として、25.5センチ(ブランドサイズ7.5)だと少し踵の最後部にほんの少しだけ隙間ができました。
サイズ7、つまり25.0センチのジャングルモック2.0が最終的には僕にピッタリになりました。(「最終的」というのは、履き続けたり矯正したりした結果の意味)
踵のホールド感の差で25.0センチに軍配が上がりました。
上記体験から、ジャングルモック2.0を購入するときのサイズについて提案が2つあります。
時間はかかっても自分だけのジャングルモック2.0が欲しい方はジャストサイズにする
時間はかかっても自分だけのジャングルモック2.0が欲しい方はジャストサイズがおすすめです。
ジャストサイズで最初痛くても履き続けるかシューキーパーで矯正して自分だけのジャングルモック2.0作ることができます(シューキーパーや矯正方法について後述します)。
僕の場合はスニーカーはいつも少し小さめの25.0なのでジャングルモック2.0もそれに合わせましたが、「熟成」まで2ヶ月〜3ヶ月くらいかかりました。
その代わり、そのジャングルモック2.0は完璧に僕のサイズにあったフィット感で、最高の靴になりました。
痛いのとか、時間がかかるのとは面倒で嫌!という方はワンサイズ大きめにする
痛いのとか、時間がかかるのとは面倒で嫌!という方はワンサイズ大きめがおすすめです。
一般的な感じでいいという方はこちらがいいと思います。
僕の場合は、ジャストサイズ25センチで1サイズ大きい目は25.5センチになります
25.0の熟成されたジャングルモック2.0が100点なら25.5は85点くらいな感じですから、実用上は全く問題ありません。
ただし、ワイズが4E以上の方にジャングルモック2.0はおすすめしません!
繰り返しになりますが、ワイズが4E以上の方にはジャングルモック2.0はおすすめしません。ジャングルモック2.0のワイズは2Eですので、ストレッチャーでどんなに矯正しても4Eの方が快適に履ける可能性は低いのでお勧めしません。
ジャングルモックで少しきつめに感じる人向けの矯正方法・対策
前述で挙げたジャングルモック2.0の最大のデメリットである、履き慣れるまで時間がかかることや、サイズ感がきついと感じるのは嫌という人向けの、矯正方法と対策をお伝えします。
前述の通り、実はワンサイズ大きい目の25.5の方が初めから楽なんですが、あえて25センチを購入して、シューズ・ストレッチャーを入れて僕にぴったりのサイズに矯正しました。
購入後は毎日履きながら、帰宅後はしばらく(僕は2週間くらいでした)ずっと強めに開いたシューズ・ストレッチャーを入れっぱなしにしてました。
『熟成期間』が終了したら、かなり履きやすくなっていましたが、それでもたまに痛むことがあったので、さらにシューズ・ストレッチャー矯正を継続しました。
やがて1ヶ月くらいで痛みは無くなりましたが履き心地が最高のジャングルモック2.0になるには僕の場合そこからさらに1ヶ月実際に履き続ける必要がありました。
僕は幅広、甲高の典型的な日本人の足ですので矯正に時間がかかりました。
ちなみに僕がその時に使ったシューズ・ストレッチャーをご紹介しておきます。
履き心地にフィット感を求める・こだわりがある方は、この方法も試してみてください。
※なお、個々人の足のサイズによっては矯正してもフィットしない可能性もありますので、あくまでご自身の判断でお願いいたします。
まとめ
ジャングルモック2.0は靴ひものないタイプの靴(スリップオンまたはスリッポンともいう)では、価格と性能のバランスが大変よく、日常に履く靴としては特筆すべきものがあります。ただし、オーダーメードではないので100%ピッタリというのは難しいのですが、僕はシューズストレッチャーで矯正し、ほぼ100%フィットのジャングルモック2.0を履いてます。
ジャングルモック2.0の優れた点をまとめると
ジャングルモック2.0の優れた点
- 脱ぎ履きが簡単で、ストレスなく使用できる
- 耐久性が高く、長期間にわたって使用できる
- 世界一の靴底専門メーカー、ビムラム社のソールを使用し滑りにくく様々な地形での歩行が安定
- 快適性が高く、長時間歩いていても疲れにくい設計
- 軽量で、持ち運びが楽
- 防臭性に優れており、長時間の使用でも臭いが気にならない
- カラーバリエーションがあり、スタイリッシュでファッショナブルな外観
となります。
筋トレにも使え、時間短縮、快適性、汎用性、耐久性が揃ったジャングルモック2.0。
一度お使いになったら、手放せなくなります!!